【ビジネス会計検定試験(3級)】おすすめのテキスト・問題集 | 難易度や勉強方法について

ビジネス会計検定試験ご存知でしょうか?
この記事を開いていただいているということは、ビジネス会計検定試験について調べているところだと思います。

困っている人

ビジネス会計検定って合格するの難しいのかな?
どんなテキストを使って、どうやって勉強すればいいの?

当然このような疑問や不安があると思います。
今回は、実際に私がビジネス会計検定3級を合格するまでの手順、勉強方、おすすめテキストについて紹介します。
ちなみに、独学で勉強して合格できました!

この記事でわかること!

・ビジネス会計検定の概要や難易度
・勉強をするにあたってのおすすめのテキスト、問題集
・合格するための勉強方法

目次

受験した理由・結果

はじめに

私が受験をしようと思ったのは、決算書を読めるようになりたいと思ったからです。

株で投資をしていて、毎年株主総会の案内とともに財務状況が記載された手紙が届きますが、なんとなく眺めていたのが実態でした。
前々から読み解くスキルの必要性を感じていたものの、スキル向上にアクションを打てていなかったので、2019年に思い切ってこの試験を受けることにしました。

まず私の結果を共有します。
受験したのは3級です。

2019年3月10日に受験して、88点で合格しました。

合格基準は以下です。
70点以上/100点

終わった後に自分で言うのもなんですが、試験を受け終わった時に「これは合格したな」と感じました。
そんな私の実体験を踏まえて、使ったテキストや勉強方法について紹介します。

ビジネス会計検定試験について

ビジネス会計検定試験について

そもそもビジネス会計検定試験って何?という人もいるかと思うので簡単に説明します。

ビジネス会計検定試験とは

ビジネス会計検定試験とは、以下になります。

ビジネス会計検定試験は、財務諸表に関する知識や分析力を問うもので、財務諸表を表す数値を理解し、ビジネスに役立てていくことに重点をおいています。

※ビジネス会計検定試験公式ホームページより

つまり、簿記が財務諸表を作るものに対して、ビジネス会計検定試験は分析(読み取る)ことを目的としています。

主催は、大阪商工会議所、施行商工会議所になります。
こちらが、ビジネス会計検定試験の公式ホームページです。

試験内容について

ビジネス会計検定は3級、2級、1級の3段階のレベルが用意されていて、3級が初級となっています。
各級共通事項と各級ごとの概要は以下となります。

各級共通事項

共通事項

受験資格:制限なし(学歴、年齢、性別、国籍に制限はなし)
受験できる級:自由
  ・いきなり1級を受験することも可
  ・時間が重ならなければ2つの急を同日に受験することも可
試験当日の持ち物:
  ・受験票
  ・筆記用具(鉛筆、シャープペンシル、消しゴムのみ)
  ・電卓またはソロバン(四足演算機能のみの電卓)
  ・身分証明書

特徴は、電卓の持ち込みが可能な点です。
足し算、引き算、わり算など簡単ですが、色々と計算をするので、使い慣れた電卓を持ち込むことがおすすめです!

ビジネス会計検定3級

3級(試験概要)

到達目標:会計の用語、財務諸表の構造・読み方・分析等、財務諸表を理解するための基礎的な力を身につける
試験時間:120分(13:30〜)
出題範囲:
  財務諸表の構造や読み方に関する基礎知識
  財務諸表の基本的な分析
合格基準:
  100点満点で70点以上
問題形式:マークシート方式

初級にあたる3級なので、そもそもの財務諸表とは何?というところから、基本的な分析が出題範囲となっています。

ビジネス会計検定2級

2級(試験概要)

到達目標:企業の経営戦略や事業戦略を理解するため、財務諸表を分析する力を身につける
試験時間:120分(10:00〜)
出題範囲:
  財務諸表の構造や読み方、財務諸表を取り巻く諸法令に関する知識
  財務諸表の応用的な分析
合格基準:
  100点満点で70点以上
問題形式:マークシート方式

3級よりも踏み込んだ内容で、財務諸表の応用的な分析がメインとなっています。

ビジネス会計検定1級

1級(試験概要)

到達目標:企業の成長性や課題、経営方針・戦略などを理解・判断するための、財務諸表を含む会計情報を総合的かつ詳細に分析し企業評価できる力を身につける
試験時間:150分(13:30〜)
出題範囲:
  会計情報に関する総合的な知識
  財務諸表を含む会計情報のより高度な分析
合格基準:
  200点満点で、論述式50点以上かつ全体で140点以上
問題形式:マークシート方式および論述式

1級は分析を通じて企業の評価までできるレベルです。

このレベルまでくると当然簿記も高いレベルになっていることが必要となるので、経営者や経理部門の担当の方が受験する内容となってきます。

試験合格の難易度(合格率)

実際の問題の難しさは、到達目標や出題範囲を見ていただいた通りですが、では難易度の指標として実際の合格者数について見てみましょう。

各級の合格率(2020年3月8日実施試験)

・3級
  合格率:62.5%
  受験者数:2,886人

・2級
  合格率:54.3%
  受験者数:1,568人

・1級
  合格率:19.7%
  受験者数:188人

3級は受験した方の6割が合格となっています。
受験人数も2,500人以上で4割の人が不合格となっているので、決して簡単ではないということがわかります。
2級で5割、1級は2割です。
1級になると全国で188人なので、専門職の方が受けていることが予想できますが、それでもこの合格率なので超難関です。

試験合格のメリット

では何のために受験するのか?
合格することのメリットです。

メリット

・学生は就職活動に役立つ
 →希望する企業の財務状況がわかる、就職活動でアピールできる
・社会人は自社および競合他社の状況を理解できる
 →自社と競合他社の財務状況を理解できる、数字から語れるので営業活動に役立つ
・何と言っても、財務状況を把握する力がつく
 →合格した後も「分析する力」が自分のスキルとして身につく

私自身、合格して感じたのは「分析する力」がスキルとして身につくことです。

他の試験であれば、知識を習得しても時間が経つと忘れてしまいますが、本試験で培った内容はスキルとして身につきます。

3級合格に向けた勉強方法

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ではここからは具体的に勉強方法を紹介します。

勉強した時間

勉強した時間ですが、ざっくり90時間です。

ペーストしては1日1時間を90日。(3ヶ月)
厳密には2時間の日もあったので、60日くらい(2ヶ月)の感覚です。

使用したテキスト・問題集

使用したテキスト・問題集はこちらです。

(どちらも約1,800円ほどです。 )

ビジネス会計検定試験を運営している大阪商工会議所が出版している公式のテキスト・問題集です。

この試験の参考書ですが、実はあまり種類がありません。
なので、この公式テキストを購入して勉強するのが一番効果的です。
と言うか、このテキストで事足ります

どんなテキストで勉強しよう?と迷っていたら、迷わずこのテキスト・問題集を準備してもらえればと思います。

勉強手順①:テキストを4回ほど読む

1回目は流し読み。

とりあえず1回読み切ることで、ざっくり全体感を掴みます。
知っていることも多くありますが、細かい部分で知らないことが出てきます。
その事実をまずは受け止めましょう。

2回目は書いてあることの意味を理解しながら読む。

分からなかったり、引っかかったところを、メモ・マーキング。

3回目は分かったところは流しながら、引っかかったところを時間をかけて読む。

読むと言うよりも、理解することを意識して自分に腹落ちさせましょう。

4回目は、3回目と同様引っかかるところを重点的に読む

時間を有効活用するために、分かっている(理解している)箇所は飛ばしましょう。
実はここまでは、ITパスポート合格に向けた勉強方法と同じです。
ITパスポートはこの後に過去問題集を繰り返すのですが、ビジネス会計検定試験は、過去問をやる前に、一つステップを挟みます。

勉強手順②:会計用語の単語帳を作成して、単語が何に紐づくのかを覚える

使用ツール:単語カード(リング形式のやつ)

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よく英単語や漢字を覚える時に使うリング形式の単語カードを作成します。
このビジネス会計検定試験、実は用語を覚えなくては問題を解くことすらできません

例えば、「未収収益=流動資産」「前受金=流動負債」「社債=固定負債」のような感じです。
この区分けができて、初めて問題を解けるようになります。

しかも、一つの問題でこの用語が複数出てきて、これを組み合わせて計算するので、一部だけを覚えていても不安な用語が出てきてしまうと、総崩れ的に問題が解けなくなります。
なので、一手間ですが単語帳を作成しましょう。

単語帳の作りは、表に「項目」で、裏に「その項目の大カテゴリ」で作るといいでしょう。上記の例で記載した、「(表)未収収益、(裏)流動資産」のような形です。
単語帳を作成したらひたすら繰り返しましょう。
ただ、全項目をずっと繰り返しても時間が勿体無いので、自信を持って解凍できて、正解率も100%となった項目は単語帳から外していくと、1周にかける時間も少なくなってくるので効率的に覚えることができます。

勉強手順③:過去問題をひたすら繰り返し解く

使用している過去問題集は、前述しましたが大阪商工会議所が出版している公式の問題集です。
私は初め勉強手順②を踏まずに過去問題集に挑戦した結果ボロボロでした。
(これではまずいと思い、手順②を実施するに至りました。)

問題集を見ていただければわかると思いますが、各財務諸表に関する知識というよりもどうやって計算(分析)するかが問題を解くポイントです。
用語を理解すると、不思議なほどにサクサク問題が解けるようになります。

過去問題を4回ほど繰り返して、ほぼ解けるようになれば試験に向けた準備は完了です!

まとめ

まとめ

以下にまとめになります。

・ビジネス会計検定試験ってどんな試験?
 →財務諸表に関する知識や、読む(分析する)ことが問われる試験
・ビジネス会計検定試験って難しいのかな?難易度はどんなもん?
 →3級は6割の人が合格だけどちゃんと勉強する必要あり。1級は超難関。
・試験日はいつ
 →毎年春と秋の2回開催(1級は春の年1回)
・どうやって勉強したらいいの?
 →テキストを繰り返し読んで、単語をしっかり覚えたい上で、過去問をひたすら繰り返す
・参考書はどれを選べばいいの?
 →テキスト:ビジネス会計検定試験公式テキスト
 →問題集:ビジネス検定試験公式問題集
・どれくらいの時間かければ合格できるの?
 →個人差もありますが、だいたい90時間ほど

ビジネス会計検定試験は、会計知識がない状態で受けると全く解けないと思います。
簿記を受けていて知識がついていれば別ですが、勉強することが必須の試験です。
ただ、この試験を受けた感想としては、財務諸表の基礎知識が自分にしっかりとついたと実感しました。
特に、決算書は今までなんとなく眺めていたのに対し、その企業がどんな財務状況なのかある程度理解できるようになりました。

よく他の試験であるのが、その時だけ一時的に知識がアップして、時間とともに忘れてしまい、試験は合格したけど、試験の知識はなくなっていることがあります。
そういった試験に比べると、この試験は無駄な勉強にならず自分自身の身になる試験だと思います。

財務諸表や決算書を読み解きたいといった方にはオススメの試験です!

おすすめ参考書

※試験を運営している大阪商工会議所の公式テキスト
どちらも約1,800円ほどです。

(参考)その他関連記事&ITパスポート試験の勉強方

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この記事を書いた人

・2019年7月からブログ運営
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