緊急事態宣言が解除され、満員電車はどうなったのか?
コロナ前後の状況について、満員電車の状況につい簡単にまとめました。
朝の満員電車
朝の満員電車は、出社や登校を目的とした人々の流動で出来上がっていますが、コロナ前後でどうなったのでしょうか?
体感
私の主観での体感になります。
時間にもよるので人それぞれだと思いますが、ご容赦ください。
朝の満員電車は大幅に改善されたと思います。
特に私の利用している路線では、朝の電車は人と人が常に密着するくらい密度が高く、乗車率200%の状態でした。
それが、緊急事態宣言が解除された後では、密着どころか場合によっては座れるくらいの状況に改善されています。
解除後徐々に増えて、どうせ戻るのだろうと思っていましたが、多少混雑するものの人と人との間にスペースを確保できるくらいなため、以前に比べると劇的に改善されています。
データ
では、実際データで見てみましょう。
1月20日〜24日の平均利用者数との比較になります。(都営地下鉄)
緊急事態宣言発令の翌週、4月13日〜17日の都営地下鉄の利用者は、
朝6時30分〜7時30分が40.8%減
7時30分〜9時30分が65.5%減
9時30分〜10時30分が65.5%減
と大きく減っています。
一方、5月7・8日は、
朝6時30分〜7時30分が40%減
7時30分〜9時30分が63.9%減
9時30分〜10時30分が64.1%減
と減少幅はやや縮小しています。
緊急事態宣言状況下に比べると「やや混み始めた感じ」を裏付けるデータになっています。
とはいえ、それでも利用者が大幅に減ったことは事実で、この差がコロナ前と後での体感の差につながるのではないでしょうか。
夜の満員電車
では夜の満員電車はどうなのでしょうか?
残念ながら、色々調べて見ましたがデータがなかったので体感になります。
体感
夜の満員電車は、朝と違ってかなり混んでおり、コロナ前と比較しても残念ながらそんなに変わらない状況です。
気持ち数%減ったかなといった体感です。
さいごに
アフターコロナとなって、時差出勤やテレワークの導入が進んだことで朝の満員電車は大きく解消されました。
ただ、残念なのが夜の満員電車です。
夜の満員電車の解消はなかなか難しいのではないかと思います。
というのも、朝は時差出勤で自分でコントロールできますが、夜はいざ出勤してしまうと「周りの目」があり、帰りたくてもなかなか帰れなかったり、翌日の仕事に手を出してしまったりして、ズルズルと遅くなる場合が多いと思われます。
日本人の性なのか、周りの目を気にして早く帰ることに対して罪悪感が湧いてしまったり、「残業=高評価」となる昔の文化も完全に払拭されているとは言えないからです。
今後、第2波がくる前に夜の満員電車対策を強化しなければいけないと感じます。